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定昇鵜なんて言葉は今の時代にあるのだろうか?

サラリーマンの時給が下がりっぱなしだ。

アナタの時給はいくら? そう聞かれて、すぐに答えられるサラリーマンはそう多くないだろう。でも飲み会では、「オレの給与を時給換算すると○○円だよ。やってらんねー」という叫び声をよく耳にする。

 たとえば月給30万円で、月20日出勤、1日8時間労働だったら、「30万円÷20日÷8時間」で時給は1875円(ボーナスなしの場合)だ。

 この時給に着目したユニークなリポートを第一生命経済研究所が出し、産業界で話題になっている。同研究所経済調査部の熊野英生氏がいう。

「きっかけはフリーターやアルバイトの時給です。バイトで時給1200円だったら、わりといい方なんですが、正社員と比べるとずっと少ない。そこで時給ベースで正社員の賃金を割り出してみたのです」

 その結果、とんでもないことが分かったのだ。サラリーマン全体の09年平均時給は2228円。何と14年前の95年と同程度の低水準だった。01年に比べ100円減(4.3%減)。時給ベースでの100円減は、「勤務20日間で1日8時間労働」で計算すると、月1万6000円減、年間で19万2000円減になる。

「もっと深刻なのは働き盛りの40代の下落率が大きいことです。しかも今後、さらに減少しかねません。というのは春闘で定期昇給が焦点になっていますが、定昇がストップすると生涯賃金がかなりダウンします。年齢が上昇しても賃金が上がらないという状況は、住宅や自動車といった大型消費を抑制します。景気全体に悪影響を与えかねません」(前出の熊野氏)

 40~44歳の時給は、01~02年に約2550円あった。09年は約2300円。250円も下がってしまったのだ。平均(100円減)の2.5倍。先ほどと同じ計算をすると、月4万円、年48万円の減少になる。

 バブル世代と呼ばれる40代前半の新卒当時は、大企業を中心に新規採用を急増させた。ボリュームゾーンだけに、給与アップが人件費を急増させる。だから、企業側は低く抑えておきたいのだ。

 一方、高時給の職種別トップ10は以下の表の通り。「ただ、サービス残業は含んでいませんから、実態とは多少かけ離れているかもしれません」(熊野氏)という。

 失業率が10カ月ぶりに5%を下回る4.9%(1月)に改善したり、2月の倒産件数が4年ぶりの低水準となる1090件(東京商工リサーチ調べ)に減少したり、見た目の経済統計は回復傾向にある。だが、40代を中心とするサラリーマンの懐具合は確実に悪化している。40代が、景気回復を実感する日はやってくるのだろうか。

【高時給ランキング】

◇順位/職種/時給(円)

◆1/大学教授(男)/5985

◆2/医師(男)/5708

◆3/航空操縦士(男)/5608

◆4/公認会計士、税理士(男)/4961

◆5/医師(女)/4622

◆6/大学准教授(男)/4506

◆7/公認会計士、税理士(女)/3902

◆8/記者(男)/3901

◆9/大学講師(男)/3721

◆10/弁護士(男)/3671

(第一生命経済研究所調べ)

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