転職したいと思ったとき、最初の関門は書類での審査。でも履歴書やら職務経歴書やらを手ですべて書き上げるのってなにかと大変ですよね。横着な私などはついつい「パソコンで作っちゃだめなの?」なんてことを思ってしまうのですが、これって審査に影響するものなんでしょうか。ハローワーク渋谷にお話を伺ってみました。
「会社によりけりではないでしょうか。たとえば希望される職種が『事務』などであれば、パソコンスキルのアピールという意味でプラスに捉えてもらえる可能性もあるかもしれません」
――たしかに、仕事をしていてパソコンで文章を作成することの方が多いので、実務的なアピールにはなりそうですね。
「ただハローワークに来ている求人案件からいえば、職務経歴書はパソコン作成でもOKだが、履歴書は字を見たいので手書きで、といった指定も受けますので、希望される会社から求められたものに応じる必要はあると思います」
――私の場合、手書きだと普段から字を書き慣れていないのがまるわかりになってしまうのですが……。
「たとえ字が上手ではないという理由であっても、止めるところは止める、跳ねるところは跳ねるなど、丁寧に書かれているということが伝われば問題ないと思います」
――なるほど。でもいくら丁寧に書かれているとはいえ、つたない手書きの字で書き連ねられた履歴書を読むよりは、カチッとパソコンで作成された履歴書のほうが読み易く、好感を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「以前、企業の人事にこの件についてアンケートを行なったところ『どちらでもよい』という回答が8割を超えていました。受け手の方にもよるとは思いますが、今はそれほど心象に違いはないのかもしれません。現状は手書きで応募される方が多いのですが、中にはパソコンで自分なりのフォーマットを作るという方も見受けられますし、どちらを取っても、しっかり自分をアピールできているということの方が重要だと思いますので。もちろんいままでお伝えしたことは一般論で、一概にこれが正解ということはないのですが」
ありがとうございました。たしかにこういった文書作成にとって大切なことは、いかに自分にとって最良の肩書きをアピールできるか。もはや「手書きオンリー」の時代は過ぎ去ってきているのかもしれませんね。すこしもやもやが晴れたような気がします。
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