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倒産は予見することが出来るのか?

人目をはばかるように、段ボールを抱えた人の群れ…。まだ記憶に新しいリーマン・ブラザーズの倒産。最近ではあの松本引越センターも倒産を発表したけれど、景気回復も滞っているしもしや明日はわが身? と考えて、ゾッ!でも、そもそも倒産ってどういう状態?会計士の山田真哉さんに聞いてみました。

「もともと“倒産”という言葉自体は、企業情報のリサーチ会社、東京商工リサーチの造語。借金が返せなくなった、給与が支払えなくなったなど、企業のお金が回らなくなった状態を指します。ただし、倒産=消滅ではありません。倒産には会社を消滅、解体させる“清算型倒産”と、借金をある程度踏み倒して会社を立て直す“再建型倒産”があります。吉野家やそごうは、一度倒産した後に再建していますよね」

そういえば、確かに! ちなみに、リーマン・ブラザーズは清算型倒産、松本引越センターは再建型倒産。つまり、前者は消滅し、後者は立て直しを図っているわけだ。もしかして将来うちの会社も…なんて不吉な想像を打ち消しつつ、100%倒産しないって保証はない! 早めに自社の倒産を察知する方法はないんですか、山田さん!

「まず、『うちの会社は売り上げがあるから大丈夫』なんて思わないことですね。売り上げがありながら倒産してしまう黒字倒産も珍しくありませんから。それより、社長や上司が業務そっちのけで銀行や取引先を回っていたら、9割方ヤバイと思っていいでしょう。これは、会社が回りそうにないため、金策に奔走している証拠。察知したら、身の振り方を考えた方がいいかも」(同)

ほかに、財務や経理などお金を扱う職務の人が続々辞めていく、いままでの取引先とうまくいかなくなったため新規の会社や銀行との取引が増える…なども会社のお金が回っていない証拠だとか。

にしても、これからは社長の生え際だけでなく仕事っぷりもちゃんとチェックしなくてはいけませんな。
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大学生の就職事情が異常事態に陥っているという。

新規採用を絞り込んでいる率が、とにかく脅威的…。
その実態をお届けしよう。

●オヤジも知っておいた方がイイ

 10月を過ぎると、来年4年生になる大学生の就職活動が本格化するが、今年は異常事態だ。来春卒業予定の現在4年生の就職先がてんで決まっていないというのだ。

「大学のキャリアセンターも驚いています。ふつうは5月、おそくとも7月までには内定が出て、10月には正式通知が来る。なんで、遅れているのかというと、大企業が採用人数を25~27%も絞り込んでいるのです。この傾向は来年、もっと強まる。大学生の就職戦線はとんでもないことになっています」

 こう言うのは、つい最近、「就活って何だ」(文春新書)を上梓したジャーナリストの森健氏。同書は三井物産、全日空、JR東海など、名だたる大企業の採用担当者にインタビュー。本音で「欲しい人材」を語らせたもの。話題の本で売れているが、背景には超氷河期ともいうべき、雇用情勢があるようだ。

 さて、企業がなぜ、新卒を雇わないのか。実は「不況のせいではない」(森氏)という。

「多くの企業が主力戦場を人口減の日本市場ではなく、海外市場にシフトしている。海外ではタフなコミュニケーション、対応能力が問われる。当然、欲しい人材の質がレベルアップしているのです。最近は厳選採用という言葉がある。本当に優秀な人材だけを採るという意味です。優秀な人材とは、コミュニケーション能力に長(た)け、困難に出合ってもやり遂げる知力、根気を持ち、チャレンジ精神とリーダーシップを持ちながら、協調性も欠かさない人材です。そんな学生はあまりいないから、各社の取り合いになる。そうではない人材はなかなか就職が難しい。地方に流れる人もいます。学生の就職で二極化が拡大しているのです」(森氏)

 いやはや、大変な時代になったものだ。年頃の息子を持つ親は気が気じゃないだろうが、森氏によると、それでも“コツ”はあるらしい。

「マニュアルに頼らず、働くことの意味を真剣に考え、そのために企業のことも必死になって研究する。自分で調べ、人に会う。こういう人材はうまくいきます」

 息子に活を入れてみますか?

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