●1〜3月にマンション業者がバタバタ倒れる
倒産の“解禁”だ。麻生政権は、正月の倒産ラッシュを避けるために、金融庁を通じて金融機関に年末年始の貸し渋りをやめるよう指示していたらしいが、年明けから1週間たった9日、不動産関連の2社が倒産した。
不動産ファンド運営などを手掛けるクリード(東証1部)が会社更生法の適用を申請し、愛知県に本社を置く住宅関連の東新住建(ジャスダック)が民事再生法を申請。
過去最悪の上場34社が倒産した08年。そのうち不動産関連が24社にのぼっていたが、09年最初の倒産劇も不動産絡みだった。
東京商工リサーチ情報部統括部長の友田信男氏が言う。
「マンション販売業者の倒産が1月から3月にかけ急増する恐れがあります。マンション業界には『1・1・8』という支払いシステムがあり、建設業者への支払いが着工前1割、建設途中1割、完成後に8割というものです。例年1〜3月はマンションが続々と完成しますので建築費用8割分の支払いが生じます。しかしマンションは売れず、銀行からの借り入れも不可能となれば、残された道は倒産です」
クリード、東新住建の倒産は序章に過ぎない。
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