Master[ Admin ::: Write ::: Comment ]
リクルート探しの情報
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

非正規社員のクビ切りが社会問題化している中、正社員の過剰な保護はやめるべきだという意見が出てきた。非正規社員を切るよりも、たいして働かずに年俸1000万円以上の中高年をリストラするほうが費用対効果は大きい、という主張がその一つだ。一方、正社員と非正社員の垣根をなくしてフラットにするべきだ、つまり、正社員にも賃下げや解雇を認めたらどうか、という意見もある。正社員だから安心、とはいえない時代に突入したらしい。

部長クラスを切るほうが、費用対効果が高い

ソニー、トヨタ自動車、キヤノンといった世界企業は米国発の金融危機の影響で輸出が減り、相次いで数千人規模の解雇を進めている。真っ先に切られるのは派遣社員や期間工といった非正規社員だ。

「非正規社員を切ったって、コストカットの効果はたかが知れています。それよりも、大した働きもせずに年1000万円以上をもらっている部長クラスを切るほうが、よっぽど費用対効果がありますよ」
と話すのは、人事コンサルティング「Joe's Labo」代表の城繁幸氏だ。

さらに、正社員と非正規社員の垣根をなくしてフラットにし、正社員にも賃下げ、クビ切りを実施するのがいい、というのが持論だ。

「年齢に応じて支給される『年齢給』を止めて、仕事量・内容で判断される『職務給』に切り代えるべきです。年齢給は日本独特の給与制度で、欧米ではむしろ職務給が当たり前なんです。また年齢給のせいで、非正規社員が増えているという現状も無視できません」
労働者全体に占める非正規の割合が4割を超えたが、このままだとすぐに5〜6割になる、と同氏は推測する。

例えば、35歳の元フリーターを正社員として雇用する場合、能力や経験が年齢に見合うだけない場合でも、年齢給制度があるとそれなりの給料を支給しなければならないが、非正規社員なら仕事量に応じた賃金で雇うことができる。その結果、安く雇えるという理由で非正規社員の雇用が増えていった。ところが景気が悪くなると簡単に切り、景気が回復して人材が必要となれば非正規で雇う。正社員は雇わず、非正社員が増える一方だ。こうした「負のスパイラル」に陥り、従来の雇用システムは破綻した、と城氏は見ている。

主な仕事はゴルフコンペ、でも年収は2000万円近い
経済学者で上武大学教授の池田信夫氏も、ブログで「中高年のノンワーキング・リッチ」が問題だ、と述べている。

そして、こんな例を明かしている。最近、NHK地方局の局長になった人物は「死ぬほど退屈」している。「末端の地方局」に編成権はなく、主な仕事と言えば「ライオンズクラブの会合に出たり、地元企業とのゴルフコンペに参加したりする」こと。にもかかわらず、彼の年収は2000万円近い。

池田氏は「日本経済の生産性を引き下げて労働需要を減退させ、若年労働者をcrowd out(弾き出す)しているのは、こういう年代だ」と強烈に批判する。

もっとも、賃下げや解雇はそう簡単ではない。大学生に売れている「就活のバカヤロー 企業・大学・学生が演じる茶番劇」(光文社新書)の著者、石渡嶺司氏は、「実際に正社員の賃下げは難しく、ましてや解雇は逮捕されたとか、よほどの理由がない限りできない」という。

「労働基準法」で、合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして解雇は無効とする、と定められているからだ。

「結局、非正規社員や20歳代から30歳代の正社員にしわ寄せが及んでいます。学生の無知につけこんだ『内定取り消し』も同じことです」
過剰なまでの「正社員保護」をどうにかしなければいけない時期にきているのかもしれない。
PR
明治安田生活福祉研究所は12月18日、「第2回 若年層の就労に関する意識調査」を発表した。2006年3月に行った「第1回 若年層の就労に関する意識調査」と同じ対象に再度調査。調査時期は3月11日から17日まで。

 「第2回 若年層の就労に関する意識調査」では「就労意識等に関する質問一般」と「自認フリーター自身に対する質問」の2つに分けて分析。「就労意識等に関する質問一般」では就労形態の変化や転職の意向を調査。インターネットによる調査で、対象は全国の19〜29歳(2006年当時)の男女1131人(男性515人、女性616人)。

 現在の就労形態を尋ねると、2006年に正規就労者(正社員)だった男性の96.0%、女性の84.7%が現在も正規就労者であることが分かった。一方、派遣・契約社員から正規就労者に転じたのは男性27.6%、女性37.2%、パート・アルバイトから正規就労者に転じたのは男性25.9%、女性15.3%、無職・休職中から正規就労者に転じたのは男性28.4%、女性18.9%だった。

 正規就労化率を男女合わせて見ると、派遣・契約社員、無職・休職中、パート・アルバイトの順になっている。これは「より安定的、より本格的な仕事を求める意識の違いがあるのかもしれない」(明治安田生活福祉研究所)

●男性の39.1%、女性の48.7%が転職を経験

 転職経験についてはどうなのだろうか。2006年と2008年どちらでも正規就労していた人に転職経験を尋ねると、男性の39.1%、女性の48.7%が転職を経験していた。転職回数が3回以上という人も男性では13.0%、女性では12.0%存在している。

 今後、転職をしたいと考えている人はどれだけいるのだろうか。「2006年正規→2008年正規」の人も「2006年非正規・無職→2008年正規」の人でも、2割ほどが「転職・独立の予定がある」「転職・独立を検討中」と具体的に転職を考えているようだ。

 また、「2006年非正規・無職→2008年正規」の人の方が現在の仕事に満足できず、さらなる転職を求める割合が高いようだ。

 なぜ転職を考えているのだろうか。転職や独立を考えている人にその理由を聞くと、「収入や労働条件がよくなる」「自分の能力や経験を生かしたい」「好きな仕事がしたい」などが上位に挙がった。

●年長フリーターは厳しい状況

 「自認フリーター自身に対する質問」ではフリーターの就労状況などを調査。インターネットによる調査で、対象は17〜39歳(2006年時)の派遣・契約社員、パート・アルバイト、無職・休職中の人のうち「自分はフリーターだと思う」と回答した単身男女374人(男性204人、女性170人)。

 2006年にフリーターだった人の現在の就労状況を尋ねると、男性で正規就労者になった人は、29歳以下で23.7%、30歳代では14.0%。女性ではさらに少なく29歳以下で18.4%、30歳代で6.9%だった。また、女性で家庭に入った人(専業主婦+家事手伝い)は29歳以下で11.2%、30歳以上では7.0%いた。

 「無職・休職中」の人は29歳以下では男性13.4%、女性10.2%だが、30歳以上では男性21.5%、女性18.1%と高水準となっている。「年長フリーターの厳しい状況がうかがえる」(明治安田生活福祉研究所)
≪ Back   Next ≫

[26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36]
Powered by NinjaBlog Copyright(c) 仕事と転職探索 All Rights Reserved.
designed by Himawari-you 忍者ブログ[PR]